当センターは平成29年3月6日(月)に全日本トラック総合会館全ト協ホールにおいて「睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策への取り組みの重要性と医学的知見について」をテーマにセミナーを開催し、年度末のお忙しい中、多くの方々に出席頂きました。

まず初めに、当センターの評議員でもある、公益社団法人 全日本トラック協会 常務理事 永嶋 功様に「トラック運送事業者の健康起因事故対策について」をテーマに、健康起因事故の現状と対策についてご講演頂きました。

次に、当センターの理事でもあり、東京逓信病院 病院長 平田 恭信様に「睡眠時無呼吸症候群について」をテーマに、睡眠時無呼吸症候群に関する基礎知識と健康管理の重要性についてご講演頂きました。

更に、取組事例報告として、当センターの理事でもあり日通トランスポート株式会社 取締役常務執行役員 秋山 正樹様に「睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策への取組み」をテーマに、実際の取組みを踏まえてご講演頂きました。

最後に、当センターの統括部長 眞田より「睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査指定機関としての取組み」をテーマに、日頃からのSAS検査ご利用に対しての感謝の弁と、指定検査機関としての取組みについて講演させて頂きました。

その後、「財団設立5周年感謝の集い」を全ト協Cホールで開催いたしました。
セミナー出席者の多くの方々が、「財団設立5周年感謝の集い」に参加して頂きました。

まず初めに当センター 理事長 別所 恭一が挨拶を行い、次に、公益社団法人 全日本トラック協会 代表理事 福本 秀爾様より祝辞・乾杯のご発声を頂戴し、講師の方々や同業他社の方と、活発な意見交換を行い、盛況のうちに終了致しました。

今回出席者の方々から、ご意見ご感想を頂戴いたしました。ほんの一例ですが、掲載させて頂きます。

・治療できる医療機関を積極的に紹介して欲しい。
・数値などの統計資料は、大変有意義です。参考にさせて頂きます。
・取組事例報告から、多くのヒントを頂きました。“当社”だったらどうするか?を考えることが出来、非常にありがたく思いました。
・運送業界のSAS、健康起因事故に対する取組がよく理解できました。
・科学的な知識を習得しました。運転者への説明に活かして行きたいと思います。
・取組事例報告を聞いて、ご苦労の結果が非常に良い方向に向かっていることが判りました。 弊社も、SASへの取組みを始めたばかりですが、試行錯誤を繰り返して良い方向に進めて行きたいと思います。

さて当センターは、公益社団法人全日本トラック協会様より睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査の指定機関として活動を続ける中この程、設立6年目を迎え、新5ヵ年計画を策定するに至りました。
これもひとえに輸送産業に関わる各事業者様、各業界団体様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
これからも輸送産業に関わる各事業者様、各業界団体様から信頼され続ける財団として、日々の業務の中、更なるサービス向上に職員一同精進してまいる所存でございます。