平成から令和へとうつり、多くの取り組みが変革を迫られる不確実な時代の中、
弊財団のあゆみもまた決して平坦なものではありませんでした。
設立からのあゆみを振り返るとともに、つぎの10年を見据えて、
時代に合わせて変化し続けていきます。
2000年代~
SAS起因の交通事故が多発
SASは歴史が浅く、日本では2003年の山陽新幹線岡山駅居眠り運転がきっかけとなり注目されるようになりました。それまでドライバー責任とされてきた居眠り運転は、企業・運輸交通業界全体の責任とみられるようになり、SAS対策は生産性の向上やコンプライアンスの遵守だけでなく、より高次の社会貢献や配慮を果たしていくために重要だと考えられるようになりました。


2011年9月29日
一般財団法人運輸・交通SAS支援対策センター設立
睡眠時無呼吸症候群スクリーニング検査サービス開始
設立当初は情報も少なく検査も受けづらい社会体制であった為、産官学での連携体制を整え検査がしやすい仕組みを構築しました。運輸・交通事業者の検査を推進、運転士の安全と健康を支え、社会の安全に寄与しています。

2014年7月28日
東京都新宿区四谷三丁目2番5
全日本トラック総合会館2階に
事務所を移転
2015年
睡眠時無呼吸症候群
スクリーニング検査 累計5万人実施
2016年9月29日
一般財団法人運輸・交通SAS対策支援センター
設立5周年
2017年
睡眠時無呼吸症候群
スクリーニング検査を10万人が
実施
2017年3月6日
設立5周年セミナー
「感謝の集い」開催
設立5周年を記念して、皆様への感謝を表すとともに、これまでの業界の取り組みによる各種研究の発表会を、関係者の皆様にご協力いただき執り行いました。情報交換の場としてSASへの知見や交流を深め、一同SAS対策を一丸となって取り組む姿勢を新たにいたしました。

2017年10月31日
財団ホームページリニューアル
2019年
睡眠時無呼吸症候群
スクリーニング検査を15万人が
実施
2020年
睡眠時無呼吸症候群
スクリーニング検査を
20万人が実施

2020年6月23日
保健医療福祉分野の
プライバシーマーク取得
個人情報の取り扱いにおいて、昨今ますます関心が高まる中、より安心・安全にご利用いただくために、プライバシーマークを取得いたしました。プライバシーマークの中でも、保健医療福祉分野のものを医療機関として申請・取得しております。多くの皆様により安心・安全にご利用いただけるよう、努めて運用を行っております。
2020年7月7日
財団ホームページリニューアル
2021年
新型パルスオキシメータ
「PULSOX-500i」導入
SAS対策支援センターでは、設立当初よりコニカミノルタ株式会社製の医療用パルスオキシメーターを導入しており、安定して高い精度の検査結果を提供して参りました。2021年の新製品の発売とともに、新型機器も順次導入しており、より一層の精度向上と安定した検査結果の提供に努めて参ります。
