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検査方法と治療方法

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸がとまってしまう病気のことを指しますが、具体的には「呼吸が10秒以上止まる状態が、一晩7時間の睡眠で30回以上、または1時間あたりに5回以上繰り返す」と睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

睡眠時無呼吸症候群であるか否かを見分ける重要な指標の一つが「いびき」の有無です。これまで就寝中のいびきや呼吸に関し、パートナーやご家族から指摘されたことのある方は、一度スクリーニング検査を受けてみることをお勧めします。

日中の眠気や集中力の低下も睡眠時無呼吸症候群の特徴的な症状ですが、人によってはこれらの自覚症状がない場合もありますので、日常生活に支障がないと思っていても油断は禁物です。

病院や専門の検査機関を通して行います

病院で検査を行う場合、まず初めに問診を受けることになります。いびきの有無や眠気、既往症などについて質問されます。問診で疑いがあると判断された場合は、通常はまず簡易的なスクリーニング検査を受けます。スクリーニング検査で無呼吸状態などが確認されたら、より詳細なデータを測定する精密検査を受けることになります。精密検査での結果に基づき、最終的な診断と治療方針が決まります。

スクリーニング検査は、当センターのような専門機関を通して受けることもできます。心当たりや不安があるものの、忙しくてなかなか医療機関にまで足を運ぶことができない方は、ぜひ当センターをご利用ください。ご自宅で簡単に使える検査機器を、宅配便でお貸し出ししています。

ご自宅で眠る時、検査機器を指先につけていただき、眠るだけで睡眠時の状態が記録されます。それを問診票とともに返送いただくと、当センター指定の病院にて分析いたします。その後、ご自宅へ診断結果をお送りしています。
その結果に基づき、検査結果が悪かったに方は精密検査をお勧めするとともに、病院の紹介状も同封させていただいております。当センターの紹介している「病院一覧」ページにて最寄りの病院をお確かめいただき、受診して精密検査へと進んでください。

治療法の種類について

睡眠時無呼吸症候群の治療法はいくつかあり、症状の重さや原因によって異なってきます。睡眠時無呼吸症候群の治療で現在最も普及しているのはシーパップ(CPAP)療法と呼ばれるものです。ご自宅などでの睡眠時にCPAPというマスクを鼻に装着し、マスクから気道に圧力を加えて空気を送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくす治療法です。即効性で副作用もなく、ご自宅でも継続的に行うことができる治療法ですのでお勧めです。これによって質の高い睡眠を得ることができるようになり、日中の眠気や倦怠感だけでなく、高血圧などの生活習慣病も改善されることが報告されています。SASと病院で診断されれば、保険適用対象となり、ひと月に約5000円ほどでこの機材を借りることができます。
⇒「シーパップ(CPAP)治療

マウスピースを用いた治療について

睡眠時無呼吸症候群の症状が比較的軽い人には、口腔内装具(マウスピース)による治療が行われることもあります。医療用のマウスピースをはめることによって下顎を上顎よりも前方に出した状態を維持し、舌の位置を上げて気道を広く保つことができます。気道を物理的に広げることによって、いびきや無呼吸を防ぎます。また、マウスピースをはめていると口呼吸ができないため、口呼吸から鼻呼吸へ習慣づけることにもなります。口を閉じることで口腔内の浄化作用が高まり、また鼻を通した呼吸による雑菌除去、それらによる免疫力向上のためにも、呼吸は鼻から行うのが望ましいと言われています。

ここで使用されるマウスピースは、専門の歯科医によって一人一人の歯並びや顎の形に合わせて作成されるもので、ボクシングで装着するマウスピースや市販されているいびき防止グッズなどのものとは異なります。マウスピースによる治療法は2004年から保険適用対象となりましたので、約1万円〜2万円ほどで自分専用のマウスピースを作ることができます。
⇒「マウスピースによる治療

手術が必要な場合について

アデノイド(喉奥、鼻の後ろにあるリンパ組織)や口蓋垂(のどちんこ)の肥大など、無呼吸の原因が気道周りの組織の構造的問題であることが明らかな場合は、その原因を取り除く外科的手術の治療がなされることもあります。特に、子供の睡眠時無呼吸症はアデノイドや扁桃腺の肥大が原因であることが多く、摘出手術が最も有効な治療法として処置される場合があります。

このように、睡眠時無呼吸症候群は症状の重さや原因によって様々な治療方針が取られます。放置しておくと時に大変な危険を伴う可能性がある睡眠時無呼吸症候群ですが、適切な治療により症状を大幅に改善させ、完治できる可能性も十分にあります。まずは簡易検査(スクリーニング検査)で病気の可能性を確かめ、早めに治療を受けることが何よりも大切です。

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